|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 郡 : [ぐん] 【名詞】 1. country 2. district ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 州 : [す, しゅう] (n) sandbank
ポカホンタス郡()は、アメリカ合衆国ウェストバージニア州の中央部東に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は8,719人であり、2000年の9,131人から4.5%減少した〔Quickfacts.census.gov - Pocahontas County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地はマーリントン町(人口1,054人〔American FactFinder - Marlinton, West Virginia - accessed 2011-12-06.〕)であり、同郡で人口最大の町でもある。ポカホンタス郡は1821年に設立され、郡名はバージニア州にいたインディアンの娘ポカホンタスに因んで名付けられた〔http://www.wvculture.org/history/wvcounties.html〕。郡内にはアメリカ国立電波天文台グリーンバンク望遠鏡があり、アメリカ合衆国国定電波静穏帯に入っている。 == 歴史 == 1751年、バージニア州の開拓者、軍人、測量士だったアンドリュー・ルイスが、グリーンブライア会社に払い下げられた土地の測量に入ったとき、現在マーリントンがある場所に住んでいたジェイコブ・マーリンとスティーブン・スウェルを見つけた。この二人は1749年にメリーランドのフレデリックから入ってきており、アリゲイニー山地より西では最初の開拓者と見なされている。彼等はマーリンランとナップズ・クリークが合流する場所に最初の丸太小屋を建てたが、ルイスはスウェルが小屋近くの大きなプラタナスの木に空いた穴に住んでいるのを見つけた。その場所は現在のマーリントン町8番アベニューと9番アベニューの間、かつ8番通りと9番通りの間である。 開拓者が西に進むことは、インディアンの好む狩猟場に入ることだったので歓迎されなかった。1758年に結ばれた条約ではアリゲイニー山地より西をインディアンの土地とし、イギリス臣民の入植や狩猟を禁じた。 白人開拓者がインディアンの土地に侵入するに連れて、多くの襲撃を受けたことが報告された。アメリカ独立戦争の後、インディアンの抵抗が沈静化し、開拓者の土地権利主張が秩序だって進められた。 1863年6月、ウェストバージニア州はアメリカ合衆国35番目の州になった。元はバージニア州に属したが、その東部と西部は文化的に異なっており、開発指向の人々は西部に入植し、東部では奴隷を所有する貴族的社会が発展していた。バージニア州が1861年にアメリカ合衆国から脱退すると、奴隷を所有する者が少なかった西部の住人は、アメリカ合衆国に留まることを決めた。ウェストバージニアにとって、この過程が真の内乱だったと言える。 ポカホンタス郡に鉄道が入ってくるのは遅れた。山を越える鉄道の建設は労力だけでなく費用が掛かった。1899年になって鉄道建設が始まると加速度的に進行した。1900年国勢調査では、多くのヨーロッパ人が鉄道建設のためにこの地域に来ていたことを示している。 鉄道が完成すると直ぐに商業製材が始まり、カスにはウェストバージニア・パルプ&ペーパー会社(現在のミードウェストベイコ)が所有する大型製材所ができた。1920年の末までに、チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道の沿線には、数多い小さな鉄道町ができていた〔http://www.pocahontascountywv.com/county_history.aspx〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポカホンタス郡 (ウェストバージニア州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|